国際ランナーを目指して!・バランス能力(脳機能)前庭・半規管とは?

国際ランナーを目指して、ただがむしゃらに距離を伸ばすだけでなく、身体を整え、使い方を覚え、食事を中心に生活習慣を整える。当たり前に思えることこそ難しいものです。

仕事、家事、育児、運動‥。社会人アスリートの現実。鍛えるだけでなく整える為に地味なことを黙々と継続する姿には頭が下がります。

歳を重ねるとかなり低下する機能があります、それは一般的にバランス能力と言われるものです、前庭系は私たちのバランスや身体の向きを感知する主要な感覚システムで、それは特に運動中に重要です。

前庭系は耳の内部、特に前庭器官に位置しています。前庭器官は前庭神経と半規管から構成され、これらは共に加速度と方向を感知するのを助けます。半規管は3つあり、それぞれが異なる方向の動きを感知します。水平半規管は左右の動きを、前縦半規管は前後の動きを、後縦半規管は上下の動きを感知します。

たとえば、あなたがサッカーをしているとき、あなたが左右に動くたびに、水平半規管はこの動きを感知して脳に送信します。同様に、あなたがジャンプしたり、ダックしたりするとき、後縦半規管がその動きを感知します。

同様に、前庭系は他の運動でも同じように機能します。自転車に乗っているとき、バランスを保つために前庭系が重要な役割を果たします。バレエダンサーや体操選手は、高度な体のコントロールと方向感覚を持っている必要があり、これも前庭系に大きく依存しています。

前庭系の異常は、めまい、バランス失調、視覚問題などを引き起こす可能性があります。これは、自転車に乗ることや複雑なダンスをすることが困難になる可能性があることを意味します。半規管と前庭系は、運動を正確に制御し、私たちが世界を正しく感知するのを助ける非常に重要な役割を果たしています。

心肺機能や筋だけでなくバランス機能(脳機能)を向上させることが重要です。例えばOWS(方向感覚や波酔い)やバイクコントロール(カーブや下り)、更にはバランス能力の低下は力みに繋がります

その為にも隙間時間でできる公園遊びは一般的な社会人に有効です。小さなお子様のいる方は一緒に公園で遊ぶと良いでしょう(笑)毎週末ロングライドやOWSに行ける方々は、それでバランス能力(下りでのカーブの練習やスラローム練習など高度な練習はバランス能力が低下したシニアがやると落車骨折のリスクがあります)を鍛えることが可能ですが、家族がいればそれはなかなか難しいと思います。

後ほど書こうと思いますが、バランス能力だけでなくアライメントを整える体操や適切なランニングドリル、協調性を鍛えるエクササイズを公園で実施しています。鍛える前に整える。鍛えながら整える。社会人だからこそ大切にしたいですね。

大好きな持久系スポーツを長く愉しむために^_^

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この記事を書いた人

自転車と旅の魅力に取り憑かれ様々なアウトドアスポーツやサイクリング,公園遊びを愉しむ健康運動指導士。トライアスロンや持久系スポーツの初心者に役立つ情報、“そと遊び”と”アウトドアスポーツ”の愉しさと喜びを、老若男女に伝えられれば良いなと思っています。

そろそろお爺ちゃんになるアラ50の持久系スポーツコーチ・パーソナルトレーナーです。

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