本日のレッスンは娘と同世代のIronman世界選手権を目指す若者とブリック。メニューはバイク40km(アップ→各種ドリル→25分間の個人TT)続いて10kmのラン。といった具合でした。現地まで片道30kmなので結果的に100kmはバイクに跨ることになります。その中でも様々なドリルを行います。
“ブリック”とはトライアスロンのトレーニングの一つで、二つの異なる種目のトレーニングを連続的に行うものです。通常はバイクの直後にランを行います。この練習は競技者がバイクからランにスムーズに移行する能力を鍛えることができます。
重要なトレーニング方法で、トライアスロン競技者が遭遇する一般的な問題に対処するためのものです。その問題とは、「ブリック効果」または「ブリック感覚」と呼ばれるもので、これは自転車から走行への移行時に足が重く感じる現象を指します。これは、自転車と走行という二つの活動が使う筋肉群が異なるために起こります。
ブリック練習を行うことで、アスリートはこの「ブリック感覚」に順応し、バイクからランへの移行をより効果的に行う能力を向上させることができます。
最近コロナ禍の影響でローラーで練習する人が増えましたが、ブリックに限らず実走でのトレーニングは上手くなる為に欠かせないものです。そして何より自然の中を自転車で駆け巡るのは愉しいものです。強さや効率は重要かも知れません、一方で自転車をはじめとするアウトドアスポーツの原点である自然と共存も大切だと考えています。
基本的にバイクは危険な乗り物です。だからこそ初心者こそ実走でトレーニングしたいものです。手信号や声掛け、ドラフティングやカーブの曲がり方、ペダリングにダンシングどれもローラーではできないものばかりです。
週末は大阪城TA/館山TA/長良川TA/スパルタンレース茨城にClient達が出場する。トライアスロンシーズン真っ只中。地元開催の大阪城トライアスロン大会の成功を願ってます。https://eventdev.osaka-triathlon.com/ja/toppage ←大阪城トライアスロン大会のHP
コメント