トライアスロンのための体づくりの為に補強運動や修正体操を取り入れています。先日、私が日々自分でも実施し、指導でも取り入れている補強運動や修正体操と同じような運動を紹介している書籍を見つけました。https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784469269581←体づくりの教科書。
サブタイトルは『故障や怪我をせずに動けるスポーツ選手を目指す』、個人的にもこのことが最も大切だと感じています。社会人は家族と仕事と趣味のバランスがあるので尚更です。
この書籍は写真が沢山使われており、用語も内容も一般の方でもわかり易いと思います。
2020年と2021年のNTT西日本支援事業2020年のトライアスロンファミリーオンライントレーニング講座の講師を行なった時の内容もこれと同じ意図を持って講習を行いました。テーマは「初心者・中高年の為の健康体操/故障予防体操」でした。
3種目の技術や心肺機能や筋力だけでなく『体の使い方』や『脳機能を向上させる』ためのエクササイズを取り入れることが重要です。
そのことで怪我や故障を防げると考えています。せっかくの楽しい趣味なのに痛みがあるとつまらないですもんね。
トライアスロンは3種目を組み合わせた競技であり、異なる種類の能力が要求されます。補強運動や修正体操意外にも怪我や故障を防ぐためには、以下の事項に注意することが重要です
- 適切なウォームアップとクールダウン: 当然のことなのですが、運動前に十分なウォームアップを行い、運動後にはクールダウンを行うことを習慣づけることで、故障や怪我を予防しましょう。自分の身体の声を聞くことも重要です。
- 適切な装備: それぞれの種目に適した服装、フットウェア、ヘルメット、サングラス等を使用して練習を行いましょう。例えばバイクライドでは、季節に応じた服装やグローブを選択し適切なポジションのバイク(専門家によるバイクフィッティングを受けたバイク)を使用し練習することで、故障や怪我を予防します。
- 栄養と水分補給: 適切な栄養摂取と水分補給は、パフォーマンスを維持し、疲労や脱水症状を防ぐのに重要です。バイクでハンガーノックや脱水症状が起こるとかなりの危険が伴います。大会はもちろん、長時間練習する際は適切な補給食を準備しましょう。
- テクニックの習得: 正しいテクニックを習得することは、怪我や故障を防ぎ、効率的な動きを確保します。例えば、ランニングでは適切なランニングフォーム習得しを維持すること、バイクでは適切なペダリングテクニックや実走でのテクニックを習得し磨くことが重要です。
- 適切なトレーニング計画: 適切なトレーニング計画を立てることで、怪我を防ぎ、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。オーバートレーニングは怪我のリスクを高めますので、適度な休息と回復期間を設けることが重要です。
- 安全な環境: トライアスロンの練習を行う環境が安全であることを確認し、例えばOWSなどは1人でいかないように気をつけてください。不適切な環境でのトレーニングや競技を避けることで、怪我や故障を防ぎます。
- 補強運動や修正体操の実施:専門種目のトレーニングだけでなく、補強運動や修正体操や柔軟性体操を実施するようにします、このことが故障予防に最も大切だと思います。それは歳を経れば経るほど重要になります。専門的なトレーニングだけでは老化の速度に追いつかなくなるからです。
これらのポイントに注意することで、トライアスロンにおける怪我や故障のリスクを最小限に抑えることができるはずです。
トラアスロンシーズン真っ只中!どうしても強化トレーニングばかりになってしまうと思いますが整えることも行いましょう。『鍛える前に整える。』『鍛えながら整える。』大切にしている言葉です^_^
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