2012年アイアンマン世界選手権70.3 in Las Vegasを完走!

アイアンマン世界選手権70.3 in Las Vegas を無事に完走する事ができました!!みなさんレース前もレース後も、たくさんの応援やメール本当にありがとうございます。

本当に奇跡的だとしてもあの舞台に立てたこと、そして無事に完走できたこと、そしてなにより今、またこうしてみんなと一緒にトライアスロンができる事に心から感謝しています。

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しかし実際はレースはかなり過酷でした。歴戦のつわもの達が熱中症や脱水症状で次々に脱落。そもそもバイクコースもランコースも平坦がほとんどなく、アップダウンが続く難コース

更にレース当日は台風前のフェーン現象で気温は40度まで上昇・・。ランニングコースは照り返しで45度まで上昇していたそうです。仮にもこれは世界選手権・・それなのにランでは半分くらいのアスリートが歩いていたと思います(笑)

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実際にコースは日陰もほとんどなく、コースからはコインランドリーの匂いがしていました(笑)
今回の完走率や参加者のタイムを見ても、今回のレースの過酷さが伝わってきます!!

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その暑さの中、止まることなく自分でも驚くほどの順位でゴールインできたのも奇跡的だと思っています。エントリーはプロアマ含め、2159人・そして完走者は1671人、そして日本人トップも236位という状況。そんな中、私は日本人6位・総合609位でゴールする事が出来ました。

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今回のアイアンマン世界選手権70.3ラスベガスには世界で57ヶ所の予選を勝ち抜いた55ヶ国の選手が終結しました。

そして日本からは、去年と今年の常滑・アイアンマン韓国・台湾・フィリピンなどの大会で見事にスロットを獲得した総勢60名がこの大会に参加しました。本来は1年に30人前後なのですが、去年の常滑開催が遅れたため今年に繰り越し日本選手団は大集団に(笑)

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もちろん日本人選手の中には、ハワイや世界選手権の常連選手達がたくさん参加していました。
参加されていたみなさんは、かなり意識が高く刺激を受け、彼らからも多くのことを学ぶ事が出来ました。特に自分よりひと回り以上も違う、これから日本のロング界の未来を担う若者達の姿に心強さを感じました。

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そしてレース結果は・・・日本人トップは今年のアイアンマン常滑で4時間18分を記録しショートでもロングでも常滑でも平松選手をはじめ名だたる有名なプロ選手達を超える記録を残している日本のロング強化指定選手の三澤慶記選手(29)です。

しかしタイムは4時間54分・・あのバイクコースがハードといわれる常滑より36分遅れ・・これをみてもこのコースと今回の気象条件のハードさが伝わってきます。

それに続き、アイアンマンハワイ(kona)に出場経験もあり、宮古ランパート総合1位、更にアイアンマン済州の2011年一般カテゴリー総合優勝の小林 博幸選手(31)が5時間2分で324位・・・

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次にエリートの林 慶祐選手(22)が5時間6分の372位で日本人3位!!常滑では数々のプロを撃破して、タイムは4時間24分。それと比べると38分遅れですね・・・。

続いて世界選手権2度目の出場のベテラン選手・橘 圭介さんが5時間12分
そして去年のアイアンマンkona総合697位の新木 武司さんが5時間16分でゴール。
みなさんベストから35分~40分・もしくはそれ以上遅い方が多かったみたいです。さすが世界選手権(笑)

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そして私もそれに続き、日本人で6位の5時間22分でゴールすることができました。
常滑は4時間44分なのでやはり38分遅れ・・とても同じ距離のレースとは思えませんね(笑)

私もバイクまでは上位の5人とそう大差はなかったのですがやはり暑さのため脱水をおこしランが・・・
しかも2周目は大でレース中に始めてトイレに駆け込む失態、もしトイレがなければ・・・(笑)

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しかし3周目はテンションが上がり、すれ違う日本人選手全てに挨拶し、笑顔でゴールする事が出来ました。とにかく感謝このレースが始まる前からかんそうするまでとにかく感謝でいっぱいでした。

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そう今までずっと故障を抱えながらも,何とかトライアスロンを続けてこれたこと多くの仲間がいて、応援してくれていることを想うと、感謝の気持ちがどんどんこみ上げてきて自然と笑顔が溢れ、本当に清々しい気分になり、感動と喜びのゴールを切る事が出来たのです。

「一緒にトライアスロンを楽しむ仲間がいるから頑張れる!!」このことを再認識する事が出来ました。
偶然トライアスロンというスポーツに出会えて本当によかったです!!

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でもあの過酷な状況に関わらず、男子トップ3は4時間前後。常滑のトップタイムと全く変わらないのです。更に女子のトップは3でも4時間30分前後なのです。トップ選手は暑さにも強い!!日本人選手勢とは全く別次元でした。でもこれが現実ですね。日本と世界の差はかなり大きいですね。

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そして圧倒的な差はやはりバイクなのです。「バイクが速くないと話しにならない・・・」
やはり日本人選手のバイク強化の必要性が世界選手権メンバーの中で話題になっていました。
実際に私もバイクでは女子にもおじいさんにもガンガン抜かれました(笑)日本でここまで抜かれることは・・・。

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僕もそうですが、日本人は理論・理屈に捉らわれ過ぎて、一番大切な原点を見失いつつあるように感じました。個人的にも来年こそは故障を克服して、バイクを強化しもう一度、4年前のパフォーマンスに戻したいです。

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「バイクが速ければ間違いなくランでも脚が残る!!だからやはりバイク強化」結局、世界選手権にでた結論はこの当たり前のこのこと!!そう「日本人選手のバイク強化!!」バイクトレーニングとバイクフィッティングを頑張ればトライアスロンも強くなる!!いやむしろ、まずは競技時間の長いバイクが強くならないとトライアスロンは戦えない。

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桁違いの今回の世界選手権チャンピオン・セバスチャンと一緒に・・体格はそこまで変わらないのにね(笑)次回は来年参加の人達のためにも今回のコースについて少し紹介したいと思っています。

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そして最後に今回一緒に日本代表として一緒にこのレースに参加した皆さんにも感謝しています。ありがとうございました。おかげで素晴らしい時間を過ごせました!!Don’t worry Be Hpppy!!

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この記事を書いた人

自転車と旅の魅力に取り憑かれ様々なアウトドアスポーツやサイクリング,公園遊びを愉しむ健康運動指導士。トライアスロンや持久系スポーツの初心者に役立つ情報、“そと遊び”と”アウトドアスポーツ”の愉しさと喜びを、老若男女に伝えられれば良いなと思っています。50歳オーバーの持久系スポーツコーチ・パーソナルトレーナーです。

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