明日はアイアンマン・ケアンズに五島国際トライアスロン大会。これらの大会には所謂、アイアンマンレースを目指す国内のトライアスリートが参戦します。そして個人的な注目はアイアンマン・ケアンズ。
何故なら屈強な若者達が(トライアスロンでは40以下が若者です 笑)アイアンマン・ケアンズに参戦するからです。
そして本日はニセコクラシックタイムトライアルが開催(ロードレースは明日)!クライアントや元チームメイトが多数参戦します。なので今日も朝からワクワクしています。
https://nisekoclassic.com/←ニセコクラシックのHPです。正式ではないですが速報リザルトがオンタイムで表示されます。
https://nisekoclassic.com/about/race-regulations
ニセコクラシック2023は,国際自転車競技連合(UCI)の規制の下に UCI グランフォンドワールドシリーズ(UGFWS)のラウンドとして,一般社団法人北海道イベンツにより主催され,公益財団法人日本自転車競技連盟により競技を主管される.当大会は 2023年6月17日に個人タイムトライアルを行い,6月18日にロードレースを行う.さらにサポートイベントとして,HCF 2023個人タイムトライアル大会を 2023年6月17日に,HCF2023ロードレース大会を 2023年6月18日に UGFWS と並行して行なう。
https://nisekoclassic.com/about/race-regulations
とあるようにこの大会はUCIグランフォンドワールドシリーズです。UC Iが管轄している世界的に権威のある大会と言えます。そしてこの大会は世界選手権に繋がっています。トラアスロンのエイジ世界選手権と同じですね。
https://matrix-sports.jp/lap/☜速報リザルトです。興味のある方は確認してください。
コロナ禍あけの今大会は外国人選手が急増。タイムトライアルの出場者も3倍近い人数に膨れ上がっています。そして来年以降、外国人選手の数は更に増えると思われます。タイムトライアルは安全なのでトライアスリートも安心して参加できます。
タイムトライアルといえば最近トライアスロン界隈では『しろさとTT』https://shirosato-tt.com/が人気です。今回参加するクライアントの1人はその『しろさとTT』を年代別で4連覇しています。
一方でニセコクラシックは参加者の殆どがロードレーサーです。ある意味で彼はトライアスロンの代表と言えますね(笑)
これはあくまでも個人的な感想ですが、この5年くらいの間に、若者達を中心にバイクに対する知識や意識が高まりました。コロナ禍に入りZWIFTなどが盛んになってきたことも一要因でしょう。
若者達のバイクラップの向上が、アイアンマンレース自体のタイムの向上に繋がっていると考えてます。今後日本の若者達は更に強くなる筈です。
お爺ちゃんになる身としては(笑)頑張る若者達を見るのは嬉しいものです。「自分もこんな時代があったな‥」と(笑)
ご存知の通りトライアスロンはスイム→バイク→ランの順で行われています。
スイムは上半身メインでドラフティングも許可されており、距離も短い(比率的に)です。
そのため一般的なトライアスリートはドラフティングを上手く利用しマイペースで泳げばその後種目にそこまで影響を及ぼしません(トップを目指すなら話は変わります)
しかしバイクは180kmあり、3種目の中で最も距離も長く、その後にはフルマラソンです(笑)当然ながらバイクのパフォーマンスはランに多大な影響を及ぼします。
指導しているサブエガ(2時間50分)をきるランナーで、バイクが苦手なためにアイアンマンのフルマラソンは1時間近く遅れてしまう選手もいます。そんな方はバイクを強化すると良いかも知れませんね。
10年ほど前はトライアスリート=スイム&ランでバイクは繋ぎ程度に考えていた方が多かった気がします(実際に今でも昔からやってる人達はバイクのパフォーマンスが‥)
そしてバイクのポジションも個性的で汚いフォームの方が多かった印象です。(そんな時代が懐かしいと思っているのは内緒です)初めてロードレースからトライアスロンに転向した時は本当に驚きました。
しかし現在トップクラスの若者たちはポジションも適切でフォームも綺麗、更にバイクも最高級(笑)の選手が少なくないです。この辺りにも時代の流れを感じます。
もちろん厚底シューズを筆頭にランシューズの進化や、バイクの機材の進化もあります
しかし、この5年間で若者達がバイクの重要性を理解したことで、若者達のアイアンマンのタイムが一気に向上したと考えています。これはロードレース出身の私としては嬉しいことです。
このことについても後日改めて書こうと思います。
これらの理由からトライアスリートが「しろさとTT」や「ニセコクラシックのタイムトライアル」に出場することのメリットは多々あると考えています。
さあ明日はアイアンマン・ケアンズに五島国際トライアスロン!楽しみな週末が続きます^_^
コメント