灼熱の皆生の明日の天気はあいにくの雨。
これまでに皆生トライアスロンに参加する初心者の皆さんにむけて、雨の日の注意点や準備するギアなどを紹介してきました。
パート2では1週間前や前日、当日の過ごし方、持ち物リストなども紹介。
そしていよいよ大会は明日!!
金曜日からクライアント達も続々と現地入りしています。
今回皆生に参加するクライアント達からスウェットテストを受けれるけど受けた方が良いですか?との連絡があったので、ここで少し紹介します。
https://www.instagram.com/precisionfandh/
precision insta gram より抜粋。https://www.precisionhydration.com/⇦オフィシャルHPです。
もちろん現地で受けれるのなら、間違えなく受けた方が良いでしょう。
写真を見ればわかりますが選手により摂取してる水分やナトリウムの摂取量が大きく異なります。
スェットテストでは自分の必要な摂取量を知ることができます。それは遺伝的に決まっており生涯そこまで変わらないとのことです。
それが本当ならとにかく受けた方が良いでしょう。
普段のレッスンで希望者には1時間の発汗量を計測していますが、同じ最大心拍数の70%で運動しても個々により発汗量はかなり違います。
そしてその中に含まれるナトリウムなど電解質の量も個々により異なります。
それを皆生では1回1万5千円のスェットテストで知ることができるのです。(現在キャンペーン価格で今後は3万円らしいです)
データが頻繁に変化するなら勿体無いかもしれません?が、生涯そこまで変わらないなら1万5千円出しても受ける価値があると思います。
海外のオフィシャルHPには1回で良いと記載しています。
https://www.precisionhydration.com⇦スウェットテストについて、オフィシャルHPより
https://www.precisionhydration.com/
HPにスウェットテストについて詳しく紹介しているので、オフィシャルHPの内容を訳します。
運動中の汗の損失にあまり注意を払っていないのではないでしょうか?しかしそれはあなたのパフォーマンスにとって非常に重要です。驚くべきことに、汗やナトリウムの損失量は、見た目には似ている人でも15倍も異なることがあります。
人それぞれ、汗の中に含まれるナトリウムの量は異なります。200mg/リットルから2,000mg/リットルまで大きく差があり、これは主に遺伝的に決まっています。つまり、画一的な市販のアプローチでは、適切な水分補給を達成することはできません。私たちは、あなたの個別のニーズに合ったパーソナライズされた水分補給プランと製品の組み合わせを提供します。
血液検査は不要です。トレッドミルで大変な運動をする必要もありません。試料をラボに送って秘密裏に分析を待つ必要もありません。私たちの汗テストは約45分で終わり、あなたはただ快適に座って、トレーニングや競技について話し、パーソナライズされた水分補給戦略について説明を受けるだけです。このテストはシンプルで痛みもなく、非常に正確です。
このテストにより、運動するたびに失われるナトリウム(汗で失われる重要な電解質)の量を正確に測定できます。これは主に遺伝的に決まっており、幼少期以降は比較的安定しているため、ほとんどの場合、一生に一度のテストで水分補給の重要な部分を理解することができます。
テスト中に提供していただく情報を基に、個別の水分補給戦略を作成します。トレーニングや競技の前、最中、後に何をどのように、どれくらい飲むべきかをアドバイスしますので、目標達成に向けてしっかりと準備ができます。
各シナリオにおいて最適な強度の電解質ドリンクもおすすめします。市販の製品はほとんどの人にとって効果がないため、私たちはこれらの多強度の電解質タブレットを開発しました。最も強力な製品であるPH 1500は、他のブランドの製品に比べて最大3.5倍の電解質を含んでいます。
私たちは、この完全に特許取得済みのテクノロジーを独占的に使用してアスリートのスウェットテストを行っています。これは、医療分野で一部の嚢胞性線維症の診断ツールとして長い信頼ある歴史を持っています。また、正確なスェットテストを通じてパーソナライズされた水分補給戦略を提供するというコンセプトに対して、米国特許(出願中)も取得しています。スウェットテストの予約は、最寄りのスウェットテストセンターを見つけてください。
補給&水分補給プランナー
私たちは、アスリートがどのように汗をかくかについて膨大なデータを蓄積してきました。その結果、テストセンターに来られなくても、アルゴリズムベースの質問票でパーソナライズされた水分補給アドバイスを提供できるようになりました。
もちろん、私たちの汗テストだけが正確に汗中のナトリウム損失量を教えることができますが、補給&水分補給プランナーは、どのように水分補給と栄養補給を行うべきかについての具体的なアドバイスを提供します。このアドバイスを元に、実際のトレーニングや競技中にテストを行い、さらに詳細に調整していきます。
補給&水分補給プランナーを利用する
私たちの使命は、すべてのアスリートにパーソナライズされた水分補給戦略を提供し、目標達成のための最良の機会を与えることです。どのテストが自分に合っているかわからない場合は、お気軽にお問い合わせください。どのテストが適しているかをご案内します。
PRECISION FUEL & HYDRATIONのスウェットテストに関する追加情報、及び持久系スポーツ界隈の、ここ5年間での様々な面で大きな変化をご紹介します。
1. スウェットテストの背景と信頼性
PRECISION FUEL & HYDRATIONのスウェットテストは、長年にわたる研究と開発の成果であり、医学的にも認められた信頼性の高いテストです。このテスト技術は元々嚢胞性線維症の診断ツールとして医療分野で使用されており、その精度と信頼性が証明されています。
2. テストの具体的な手順
スウェットテストの手順は以下の通りです:
- 前腕に電極を配置:汗腺を刺激するための小さな電極を前腕に取り付けます。これは全く痛みを伴わないプロセスです。
- 発汗の促進:電極から微弱な電流を流し、発汗を促進させます。これに約10分程度かかります。
- 汗の収集:汗が出始めたら、特別なチューブを使って汗を収集します。これにさらに15分程度かかります。
- ナトリウム量の測定:収集した汗を専用のデバイスに注入し、1リットルあたりのナトリウム量を測定します。
3. テスト結果の利用方法
測定されたナトリウム量に基づいて、以下のような具体的なアドバイスが提供されます:
- 水分補給のタイミングと量:トレーニングやレースの前後にどれくらいの水分を摂取すべきか。
- 適切な電解質ドリンクの選択:個々のニーズに合った電解質ドリンクの濃度と量。
- 補給戦略のカスタマイズ:特定の条件(気温や湿度など)に応じた補給計画の調整。
4. パーソナライズされた補給計画
スウェットテストの結果に基づいて、個々のニーズに合わせた補給計画を提供します。これにより、脱水症状や電解質バランスの乱れを防ぎ、最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートします。
5. 長期的なメリット
一度スウェットテストを受けると、その結果は基本的に生涯にわたり有効です。これは、汗中のナトリウム量が主に遺伝的に決まっており、時間とともに大きく変わらないためです。ただし、特定の条件下でのトレーニングや環境の変化に応じて、再テストが推奨されることもあります。
6. スウェットテストの対象者
このテストは、以下のような方々に特におすすめです:
- トライアスリートやマラソンランナーなどの耐久スポーツ選手。
- 暑い環境での運動や仕事が多い方。
- 足が攣りやすい、補給がうまくいかない、レース後に体調不良がある方。
スェットテストによりこれらの情報を知ることができます。
具体的に、1時間にどのくらいのナトリウムを損失するかは、個人の遺伝的な要因や運動強度、環境条件によって異なります。以下はその計算方法の概要です:
ナトリウム損失の計算方法
- 個人のナトリウム濃度: スウェットテストによって測定されるナトリウム濃度は、リットルあたりのミリグラム(mg/L)で表されます。例えば、あなたのナトリウム濃度が573mg/Lだとします。
- 発汗量: 1時間にどれくらいの汗をかくかは、運動の強度や環境によって異なります。一般的には1時間に0.5L〜2Lの範囲で汗をかくことが多いです。
具体例
あなたのナトリウム濃度が573mg/Lで、1時間に1Lの汗をかくと仮定します。
- ナトリウム損失量の計算:
- ナトリウム濃度 × 発汗量
- 573mg/L × 1L = 573mg
したがって、あなたは1時間に約573mgのナトリウムを失うことになります。
別の例
もう一つの例として、ナトリウム濃度が1474mg/Lで、1時間に1.5Lの汗をかく場合:
- ナトリウム損失量の計算:
- ナトリウム濃度 × 発汗量
- 1474mg/L × 1.5L = 2211mg
この場合、あなたは1時間に約2211mgのナトリウムを失うことになります。
注意点
ナトリウムの損失量は個人差が大きく、適切な補給量を知るためにはスウェットテストを受けることが推奨されます。また、ナトリウムだけでなく、他の電解質(カリウム、マグネシウムなど)や水分も適切に補給することが重要です。
スウェットテストを受けることで、あなたの特定のニーズに合わせたパーソナライズされた水分補給計画を立てることができます。この計画に従うことで、脱水や電解質バランスの乱れを防ぎ、最高のパフォーマンスを発揮することが可能になります。
これまで感覚や経験で摂取してた補給が確実に変わります。
乳酸閾値の測定や深部体温計測、エアロの重要性など持久系スポーツ界は、ここ5年間でさまざまな面で大きな変化を遂げました。
以下は、その主な変化と影響についての要約です。
1. 科学技術の進歩
- ウェアラブルデバイスの普及:心拍数、酸素飽和度、深部体温、乳酸閾値、パフォーマンスメトリクスなどをリアルタイムでモニタリングできるデバイスが一般化し、アスリートはデータに基づいてトレーニングと回復を最適化できるようになりました。
- バイオメカニクスの分析:最新のモーションキャプチャー技術や高速度カメラを用いたバイオメカニクス分析により、ランニングフォームやバイクポジションの最適化が進んでいます。
2. 栄養と水分補給の進化
- パーソナライズド栄養プラン:個々のアスリートの生理的ニーズに基づいた栄養戦略・補給・給水戦略が進化し、特に持久系スポーツレースにおいてパフォーマンス向上に寄与しています。
- スウェットテストの普及:PRECISION FUEL & HYDRATIONのような企業が提供するスウェットテストにより、個々のナトリウム損失量に基づいた水分補給戦略が一般化しつつあります。
3. トレーニング方法の革新
- ハイインテンシティ・インターバルトレーニング(HIIT):持久力とスピードの両方を向上させるトレーニング方法としてHIITが注目され、トレーニングプログラムに取り入れられています。
- クロストレーニング:怪我のリスクを減少させるため、異なるスポーツや運動を組み合わせたクロストレーニングが主流となっています。
4. 環境意識の向上
- 持続可能なスポーツ:環境に配慮したトレーニングや大会運営が増え、持続可能なスポーツの実践が広がっています。
- エコフレンドリーな製品:リサイクル素材を使用したスポーツウェアやギアが登場し、環境への負荷を減らす努力が続けられています。
まとめ
ここ5年間で、持久系スポーツ界は技術の進歩、栄養と水分補給の革新、トレーニング方法の多様化、メンタルヘルスの重要性の認識、そして環境意識の向上など、多くの面で大きな変化を遂げました。
これらの変化は、アスリートのパフォーマンス向上とウェルビーイングの向上に寄与しており、今後もさらに進化していくことが期待されます。
スウェットテストを行うことで初心者の皆さんも脱水や痙攣、熱中症のリスクを軽減できます。
健康運動指導士としての観点からも競技力向上を目指す方だけでなく、初心者の皆さんをはじめ全てのトライアスリートお勧めです。
社会人アスリートにとっても最も大切なのは「安全」です。
皆生トライアスロンに参加されている方は是非受けてください。
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こちらのブログでは初心者の方がに向けての記事を中心に紹介しています。
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このブログが初心者の皆さんに役立てば幸いです。
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