🔰トライアスロンの大会で起こりうるトラブル!(バイク編)

スイム

  • パニックになる: 大人数の中でのスタートや接触が原因(バトル)でパニック状態に陥ることがあります。
  • 呼吸困難: 水圧やウェットスーツの締め付け(オーダーがお勧めです)、低水温による呼吸困難に陥る。
  • 物理的接触: 他の選手との接触による打撲や怪我。
  • 誤飲: 波や他の選手のキックによって水を飲み込むこと。
  • 方向を見失う: 視界が制限されることや集中力の欠如によりコースから逸脱すること。
  • 筋肉の痙攣: 水温、運動強度、水分不足などによる筋肉のけいれん。

バイク

  • 落車: 悪天候、道路の状態、技術的な問題などによる落車。
  • 機械的トラブル: 自転車の故障やパンク、機材のトラブル。
  • 脱水症状または熱中症: 不十分な水分補給や過剰な暑さによる熱中症や脱水症状。
  • コースを間違える: 方向感覚の喪失や注意力の低下。

ラン

  • 脱水症状または熱中症: 高温多湿の環境下での水分不足。
  • 低体温症: 悪天候下での体温低下。
  • エネルギー枯渇: 適切な栄養補給の欠如。
  • 筋肉のけいれん: 長時間の運動による筋疲労や電解質の不足。
  • 消化不良: 競技中の栄養補給の問題。
  • 怪我: 転倒、足の捻挫などの物理的な怪我。

バイクパートでのトラブル

  • 落車: 悪天候、道路の状態、技術的な問題などによる落車。
  • 機械的トラブル: 自転車の故障やパンク、機材のトラブル。
  • 脱水症状または熱中症: 不十分な水分補給や過剰な暑さによる熱中症や脱水症状。
  • コースを間違える: 方向感覚の喪失や注意力の低下。

対処法

トライアスロンのバイクパートでは、特に落車、機械的トラブル、脱水症状や熱中症、そしてコースを間違えるといったトラブルが起こり得ます。対処法を以下にまとめます。

落車

  • 事前準備: 道路状況や天候に適した装備(タイヤやチェーンオイルなど)を選び、バイクハンドリングスキル(スラロームや8の字など)を向上させるための練習を積みバイクスキルを向上させる。
  • レース中の対応: 悪天候や悪路では速度を落とし、より慎重に走行する。社会人のトライアスロンは安全第一、とにかく無理をしないこと。急なコーナーや下り坂では、ブレーキングを早めに行い(練習で自分が安全に曲がれるスピードを把握しておく)安全なラインを選択する。

機械的トラブル

  • 事前準備: 普段からパンク修理や初めに自転車販売店で教えてもらった点検項目に沿って月に1度は点検をする習慣をつける。レース前に自転車の点検を徹底(レース前には自転車販売店に持ち込んで最終調整をして貰う)し、必要な工具や予備のチューブ、パンク修理キットを携帯(練習中から必ず携帯すること)する。
  • レース中の対応: パンクや小さな故障は自分で修理する。より複雑なトラブルに対しては、コース上の技術サポート(アイアンマンなどではホイールごと交換してくれることもあります)を利用する。

脱水症状または熱中症

  • 事前準備: レース当日の天候予報をチェックし、水分補給計画を立てる。電解質入りドリンクや水を適量携帯(これらについての詳細は後ほど紹介します)する。
  • レース中の対応: 定期的に水分を摂取し、熱中症の兆候(頭痛、めまい、吐き気)に注意する。過剰な暑さの中では、ペースを落とし、冷却用の水を体にかける(レース中の掛水は重要、深部体温を下げる)などして体温管理を行う。現在はCOREなどの深部体温を測定する機器も販売されているので積極的に利用する。

コースを間違える

  • 事前準備: 大会HPでしっかりとコースを確認する。可能であればレース前にコースを調べ、下見や試走をする。重要な分岐点や特徴的な地点(ベテラン選手に危険な箇所などを教えて貰う)を覚えておく。
  • レース中の対応: コースマーキングや案内看板を注意深くフォローする。不安な場合は他の選手や大会スタッフに確認を取る。方向感覚を失った場合は、一時停止して正しい方向を確認する。

これらの対処法を事前に準備し、レース中に適切に実践することで、バイクパートでのトラブルを最小限に抑え、安全かつスムーズにレースを進めることができます。トレーニング中にこれらの対処法を何度も繰り返し行うことが何よりも大切です。

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この記事を書いた人

自転車と旅の魅力に取り憑かれ様々なアウトドアスポーツやサイクリング,公園遊びを愉しむ健康運動指導士。トライアスロンや持久系スポーツの初心者に役立つ情報、“そと遊び”と”アウトドアスポーツ”の愉しさと喜びを、老若男女に伝えられれば良いなと思っています。50歳オーバーの持久系スポーツコーチ・パーソナルトレーナーです。

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