今週末は赤穂トライアスロン大会や長良川トライアスロン大会、秋田トライアスロン大会が開催されます。
そして猛暑予報。
前回は赤穂トライアスロン大会の概要と持ち物リストを紹介しました。
皆さん補給や給水の準備はできましたか?暑さ対策は万全ですか?暑熱対策はされましたか?
COREボディ温度センサーは、リアルタイムで深部体温をモニターできる非侵襲型のウェアラブルデバイスです。デュアルヒートフラックスセンサー技術を使用して正確な測定を行います。ストラップや粘着パッチを用いて装着し、スマートフォンやスポーツウォッチ、自転車用コンピューターとBluetoothで接続します。これにより、アスリートやトレーナーはパフォーマンスを最適化し、熱ストレスを管理し、オーバーヒートを防ぐことができます。データはCOREアプリを通じて表示されます。
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もちろんクライアント達はこれらの対策をして大会に臨みます。
前回は持ち物リストを紹介したので今回は大会1週間前と当日の過ごし方について初心者向けに紹介します。
大会1週間前、大会当日の過ごし方
まずはレース1週間前の過ごし方です。
日曜日:
- 普段より少し長めのランやバイクのトレーニングを行います。これにより疲労を蓄積させ、大会前のテーパリング(調整)期間に入る準備をします。
初心者はスプリントや51.5でのデビューとなる場合が殆どで、練習量もそこまで多くないとの見立てなので1週間前から大会の調整に入ります。
月曜日:
- 休息日(レストデー)とし、リカバリーに重点を置きます。ウォーキングや低負荷でのローラー(最大心拍数の60%前後で30~60分程度:)ストレッチやマッサージをしっかり行い、可能なら半身浴を行いましょう。
ちなみに回復のための心拍数は活動しない状態での安静時心拍数+50~70程度です。活動しない状態での安静時心拍数は、起床直後や寝る前など、リラックスしている状態での心拍数です。これに50~70を加えた値が、休息日のリカバリーのための心拍数の目安となります。
ガーミンなどのウェアラブルウォッチを所持している場合は終日つけていれば安静時心拍数を計測してくれます。
例えば、安静時心拍数が60の場合、心拍数の目安は60 + 50~70で、110~130となります。(心拍数は個人差があり、あくまでも一般的な目安として示される値ですが、感覚だけに頼るよりは遥かに正確だと思います)
火曜日:
- ポイント練習、短時間のインターバルトレーニング or ビルドアップ(徐々に強度を上げる)トレーニングを行います。バイクやランで行うと良いでしょう。体力や普段のトレーニング量によりますが時間的には60分程度のメニューで十分だと思います。
※ポイント練習とは、「インターバルトレーニング」や「ペース走」などの強度が高い練習の総称です。トレーニング効果は高く、バイクやランのパフォーマンスを向上させるのに必須の練習です。
水曜日:
- スイムに重点を置きます。最終週なので初心者の方はもう一度、基本を見直しましょう。エアスイムや習得したドリルなど技術の練習を取り入れ、ポイント練習のりカバリーも兼ねて、ゆっくり大きく泳ぎましょう。
木曜日:
- 短い距離のランやバイクを行い、パフォーマンスを維持しつつ、疲労を軽減します。テーパリング期間は疲労の具合と相談し初心者はいつもの6~7割程度の運動時間(疲労にもよりますが強度はそこまで下げる必要はありません)にしておきましょう。
金曜日:
- イージーDay(軽いトレーニング)にします。短い距離の練習を行い身体を活性化させます。また、レースで使用する装備や栄養戦略の最終確認を行います。
週間トレーニング時間が8〜10時間程度の、初心者は金曜日と土曜日は多くてもトータル2時間程度のトレーニング時間に抑えておいた方が無難だと思います。ここで追い込んでも疲労が蓄積するだけです。
土曜日:
- 大会前日は短時間(初心者の方は30分程度)の軽いトレーニングをして身体に刺激を入れます。可能であればレースのルートやスタート地点の下見をします。
大会前日は移動や準備も多く初心者の方はバタバタとすることが多いので、無理にトレーニングをする必要がなく寧ろバイクの機材のチェックや大会に必要な持ち物の確認などに充てても大丈夫です。 - 大会疲労を蓄積させた筋肉を回復させる。栄養摂取や水分補給にも注意し、レースに備えます。
そして大会当日です。
大会当日:
- スタート時間の3時間前には食事を済まし、準備をしてレースに備えます。これらはあくまでも一例ですが、当日と前日の準備について少しだけ詳しく説明します。
- 身体を休息させる:大会前日は身体の回復を優先させるべきです。軽いストレッチや散歩程度の軽い運動はいいですが、ハードなトレーニングや新しいエクササイズを試すのは避けてください。
- 良質な食事を摂る:炭水化物を中心とした食事を摂取し体内のグリコーゲンを充填しましょう。これはトライアスロンの様な持久系スポーツにおいてエネルギー源となるので重要です。
- コースの再確認:可能であれば、コースの下見や、レース当日の進行について再確認しましょう。競技の流れやコースの詳細を把握しておくことは、当日のパフォーマンスに直結します。説明会にキチンと参加し、試走が可能なら試走して下ください。更に私は就寝前にレースのシュミレーションを必ず行います。
- 機材のチェック:自転車のメンテナンスを最終チェックし、スイムキャップ、ゴーグル、ランニングシューズなど、必要な装備が全て揃っていることを確認してください。初心者の方で機材について詳しくなく前日や当日に何か問題があれば会場でメカニックブースを探すか知り合いに助けを求めましょう。
- 早めの就寝:当然ですが十分な睡眠はパフォーマンスに直結します。大会前夜は早めにベッドに入り、十分な睡眠を取るようにしましょう。前日の飲酒や食べ過ぎは避けましょう。
- メンタルの準備:レースのシュミレーションを行いましょう。何度も行ううちにどんどん良いイメージが湧いてきます。
本日は金曜日、あとは調整です。しっかりと準備をして身体を整えて大会に臨んでください。
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